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概要:[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツの市場調査グループGfKが27日発表した5月の独消費者信頼感指数はマイナス26.5と、前月改定値のマイナス15.7から低下し、過去最低となった。ウクライナでの
[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツの市場調査グループGfKが27日発表した5月の独消費者信頼感指数はマイナス26.5と、前月改定値のマイナス15.7から低下し、過去最低となった。ウクライナでの戦争に伴う価格上昇が響いた。
調査は3月31日から4月11日に、約2000人を対象に実施した。ロイターがまとめた市場予想はマイナス16.0だった。
GfKの専門家ロルフ・ビュルクル氏は「ウクライナでの戦争と高インフレが消費者心理に深刻な打撃を与えた。パンデミック(世界的大流行)に関連した制限措置の緩和を受けた回復への期待がついに打ち砕かれたことを意味する」と指摘。ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格の高騰とロシアへの制裁が消費者の購買力を低下させたとし、「ウクライナでの戦争に関する和平交渉が成立した場合のみ、消費者心理に持続的なトレンド変化が生じるだろう」とした。
MAY 2022 APR 2022 MAY 2021
Consumer climate -26.5 -15.7 -8.6
Consumer climate components APR 2022 MAR 2022 APR 2021
- willingness to buy -10.6 -2.1 17.3
- income expectations -31.3 -22.1 9.3
- business cycle expectations -16.4 -8.9 7.3
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