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概要:韓国産業通商資源省が1日発表した4月の輸出は前年同月比12.6%増の576億9000万ドルとなった。伸び率は2021年2月以来、14カ月ぶりの低水準にとどまった。3月の18.2%増から鈍化、ロイターがまとめたエコノミスト予想の14.5%増にも届かなかった。
韓国産業通商資源省が1日発表した4月の輸出は前年同月比12.6%増の576億9000万ドルとなった。写真は2020年7月、韓国・平沢市の港で撮影(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ソウル 1日 ロイター] - 韓国産業通商資源省が1日発表した4月の輸出は前年同月比12.6%増の576億9000万ドルとなった。伸び率は2021年2月以来、14カ月ぶりの低水準にとどまった。3月の18.2%増から鈍化、ロイターがまとめたエコノミスト予想の14.5%増にも届かなかった。
貿易収支は26億6000万ドルの赤字となり、赤字額は3月の1億1500万ドルから大幅に拡大した。新型コロナウイルスの感染撲滅を目指す「ゼロコロナ」政策の影響で中国への輸出が減少。一方、エネルギーや原材料価格の上昇を受けて輸入が急増したことが背景にある。
輸出は中国向けが3.4%減の一方、米国は26.4%増、欧州連合(EU)は7.4%増加した。
品目別では、半導体輸出が15.8%増、石油化学製品は6.8%増。石油は68.8%増加し、鉄鋼製品は21.1%増だった。
輸入は18.6%増の603億5000万ドル。原油、ガス、石炭の輸入が合わせて148億1000万ドルとなり、全体を押し上げた。
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