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概要:[東京 20日 ロイター] - 総務省が20日に発表した4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.4と、前年同月比2.1%上昇した。携帯電話通信料の大幅値下げに伴う下押し圧力がは
[東京 20日 ロイター] - 総務省が20日に発表した4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.4と、前年同月比2.1%上昇した。携帯電話通信料の大幅値下げに伴う下押し圧力がはく落し、コアCPIの伸び率は前月の0.8%からは急上昇した。2015年3月以来の伸び率。生鮮食品を除く食料も押し上げにつながった。日銀が政策目標とする総合指数も2.5%上昇となり、目標の2%を超えた。
ロイターがまとめたコアCPIの民間予測は前年同月比2.1%上昇だった。
携帯電話の通信料は22.5%下落。大幅値下げの影響の大部分がはく落して、下落率は前月の52.7%の半分以下になった。携帯電話通信料が総合指数の上昇幅を1.04ポイント拡大させた。
生鮮食品を除く食料は2.6%上昇と前月の2.0%上昇を上回った。エネルギー価格は19.1%上昇と、前月の20.8%上昇から伸び率が縮小した。このうち、ガソリンは15.7%上昇、電気代は21.0%上昇。
(和田崇彦)
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