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概要:[アムステルダム 20日 ロイター] - オランダの投資会社プロサスは20日、ロシアの個人間売買サイト「アビト」の売却先を探すと表明した。 アビトは、ロシアがウクライナに侵攻するまで、企業評価額が推
[アムステルダム 20日 ロイター] - オランダの投資会社プロサスは20日、ロシアの個人間売買サイト「アビト」の売却先を探すと表明した。
アビトは、ロシアがウクライナに侵攻するまで、企業評価額が推定60億ドル前後と、プロサス有数の投資先となっていた。
プロサスは3月、アビトとの関係を断つと表明。アビトは地元の経営陣の下で独立した経営が可能で、所有に伴う経済的な利益は求めないとしていた。
プロサスは、ウクライナ侵攻を受けた対ロシア制裁の発動後、従業員4000人に対する責任があるとして、アビトの経営を継続する方針を示したが、その後、アビトにロシア軍の求人広告が掲載され、批判を浴びた。
プロサスは、同社のオンラインマーケットプレース部門からアビトを分離したが、その後の方針はこれまで明らかにしていなかった。
プロサスの株価は過去1年で40%以上下落。最大の投資先である中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の株価下落が響いた。
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