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概要:ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な引き締めの動きが経済成長の足かせになるという懸念が台頭し、リスク選好度が低下した。
ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇。写真はドルとユーロ紙幣。2015年3月、サラエボで撮影(2022 年 ロイター/Dado Ruvic/File Photo)
[ニューヨーク 20日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な引き締めの動きが経済成長の足かせになるという懸念が台頭し、リスク選好度が低下した。
ドルは対ユーロで0.3%高となった。しかし、週初からの大幅な下げを補うには至らなかった。週間では対ユーロで約1.3%下落し、2月初旬以来の大幅な下げを記録した。
キャピタル・エコノミクスのジョナス・ゴルターマン氏はノートで「最近の上昇を受け、ドルは一服商状となることが見込まれていた」と述べた。
マネックスUSAのトレーディングディレクター、フアン・ペレス氏は「世界経済が上期の低迷から回復し、見通しが改善すれば、ドルは一段高となり、他の通貨にも上昇余地が存在する」と述べた。
他の安全通貨も買われた。週間では、スイスフランは対ドルで約3%、円も対ドルで約1%それぞれ上昇する見通し。
ポンド/ドルは0.1%高。週間では2020年12月以来の大幅な伸びを記録する見通し。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは4.23%安の2万9009.94ドル。
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