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概要:[1日 ロイター] - 米アルファベット傘下グーグルは1日、ユーザーが中絶クリニックを訪れた場合に位置情報履歴を削除する方針を発表した。ユーザー情報が中絶を巡る捜査に利用される可能性への懸念に対応する
[1日 ロイター] - 米アルファベット傘下グーグルは1日、ユーザーが中絶クリニックを訪れた場合に位置情報履歴を削除する方針を発表した。ユーザー情報が中絶を巡る捜査に利用される可能性への懸念に対応する。
米連邦最高裁が6月下旬、人工妊娠中絶を憲法上の権利と認める1973年の「ロー対ウェイド判決」を覆す判断を下したことを受け、多くの州が中絶を制限する法律の制定に動いている。
グーグルは中絶とは関係なく、政府による不適切あるいは過度に広範なデータの要求には、引き続き抵抗していくと表明した。
グーグルアカウントの位置情報履歴はデフォルトでオフになっているが、利用する場合は今後数週間で、不妊治療センター、中絶クリニック、中毒治療施設などへの訪問に関し、直後に履歴が削除されるようになるという。
グーグルの広報担当者は、これらの施設への訪問をどのように特定するのかや、全ての関連データがサーバーから消去されるのかどうかには言及しなかった。
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