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概要:[フランクフルト 4日 ロイター] - ドイツ銀行大手のトップは4日、ロシアからのガス供給が完全に停止した場合の影響に相次いで懸念を表明した。
ドイツ銀行大手のトップは4日、ロシアからのガス供給が完全に停止した場合の影響に相次いで懸念を表明した。写真はドイツ銀行のクリスチャン・ソーイングCEO。
[フランクフルト 4日 ロイター] - ドイツ銀行大手のトップは4日、ロシアからのガス供給が完全に停止した場合の影響に相次いで懸念を表明した。
ドイツ銀行のクリスチャン・ソーイング最高経営責任者(CEO)はフランクフルトで開かれた会議で「今後12カ月間の推移を心配していることは否定できない」と表明。インフレは「巨大な破壊力」を持ち得る上、来年の世界不況のリスクを高めると指摘した。
コメルツ銀行のベッティナ・オルロプ最高財務責任者(CFO)も同じ会議で、現在の経済へのリスクは10年前の欧州債務危機の時と同じくらい大きいと述べた。
両行はいずれも人員削減などを含む大規模な改革を進め、一定の成果を上げている。しかし、特に最近はガス供給への懸念が強まる中、株価は低迷を続けている。
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