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概要:米国株式市場は不安定な値動きとなった後、上昇して取引を終えた。午後に入り公表された6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨からは、インフレ情勢や金融政策の道筋を巡り新たな手掛かりが示された。
米国株式市場は上昇。午後に入り公表された6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨からは、インフレ情勢や金融政策の道筋を巡り新たな手がかりが示された。写真は2020年4月、ニューヨーク証券取引所前で(2022年 ロイター/Jeenah Moon)
米連邦準備理事会(FRB)が公表した6月14─15日のFOMC議事要旨によると、インフレ状況の悪化やFRBの対応能力への信頼喪失を懸念し、大幅利上げに踏み切ったことが明らかになった。
また、7月下旬のFOMCで50ベーシスポイント(bp)か75bpの利上げが適切になる可能性が高いとの見方が示されたことも分かった。
議事要旨公表前の時点で投資家は7月も75bpの利上げを織り込んでいた。50bpと75bpの双方が検討対象と分かり、FRBが利上げによる景気への影響を認識していることが示された。
議事要旨によると、参加者はFRBの政策が予想以上に大きな影響を与える可能性があることを認めた。
グレンミードのジェーソン・プライド氏は「投資家はFRBによる利上げのターミナルレートに注目しており、50bpか75bpという議論は(金利が)どこにたどり着くかを示唆する」と指摘。50bpならターミナルレートは3%、75bpなら3.25%か3.5%を示唆するとし、3.5%以上では景気後退リスクが約50%になるとの見方を示した。
議事要旨公表前は主要株価3指数が不安定な値動きとなった。その後も一時プラス圏とマイナス圏を出入りする場面が見られたが、堅調に上昇して取引を終えた。
S&Pの主要11セクターのうち8セクターが上昇。公益事業と情報技術 が主導した。一方、エネルギーは1.7%下落。景気後退への懸念から原油価格が12週間ぶり安値を付けたことが重しとなった。
個別銘柄ではウーバー・テクノロジーズとドアダッシュがそれぞれ4.5%安と7.4%安。アマゾン・ドット・コムが欧州の料理宅配大手ジャスト・イート・テイクアウェー・ドットコム傘下で苦境にあえぐ米同業グラブハブの株式2%を取得することで合意した。
電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブは、納車台数の増加を好感して10.4%高となった。
米取引所の合算出来高は113億1000万株。直近20営業日の平均は130億8000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 31037.68 +69.86 +0.23 30957.30 31224.69 30794.84
前営業日終値 30967.82
ナスダック総合 11361.85 +39.61 +0.35 11337.90 11443.15 11250.32
前営業日終値 11322.24
S&P総合500種 3845.08 +13.69 +0.36 3831.98 3870.91 3809.37
前営業日終値 3831.39
ダウ輸送株20種 13210.01 -6.61 -0.05
ダウ公共株15種 967.94 +9.73 +1.02
フィラデルフィア半導体 2494.11 +16.47 +0.66
VIX指数 26.73 -0.81 -2.94
S&P一般消費財 1121.30 -2.70 -0.24
S&P素材 459.75 +2.82 +0.62
S&P工業 738.19 +4.47 +0.61
S&P主要消費財 758.08 +1.62 +0.21
S&P金融 527.00 -1.33 -0.25
S&P不動産 259.28 +0.03 +0.01
S&Pエネルギー 522.60 -9.26 -1.74
S&Pヘルスケア 1513.46 +9.90 +0.66
S&P通信サービス 193.09 +0.81 +0.42
S&P情報技術 2276.11 +19.96 +0.88
S&P公益事業 356.31 +3.56 +1.01
NYSE出来高 10.90億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 26300 + 300 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 26265 + 265 大阪比
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