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概要:■軟調推移、ユーロ圏内の景気後退懸念高まる今週のユーロ・ドルは軟調推移。 1.0463ドルから1.0072ドルまで下落した。 ドイツの5月貿易収支が輸出減により1991年以来の赤字に転落したこと、天然
■軟調推移、ユーロ圏内の景気後退懸念高まる
今週のユーロ・ドルは軟調推移。
1.0463ドルから1.0072ドルまで下落した。
ドイツの5月貿易収支が輸出減により1991年以来の赤字に転落したこと、天然ガス価格が急騰したことを受けてユーロ圏内の景気後退懸念が強まり、欧州中央銀行(ECB)が想定されたペースでの利上げは困難との見方からユーロ売り・米ドル買いが活発となった。
取引レンジ:1.0072ドル-1.0463ドル。
■下げ渋りか、利益確定を狙ったユーロ買いが増える可能性
来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。
欧州中央銀行(ECB)は7月と9月の利上げ方針を変更していないが、域内経済の減速懸念でユーロ売り・米ドル買いは継続しそうだ。
エネルギー不安も引き続きユーロ売りの支援材料になるとみられる。
ただ、1ユーロ=1.01ドル以下ではパリティが意識され、利益確定を狙ったユーロ買いが増える可能性は残されている。
予想レンジ:1.0080ドル−1.0280ドル
■軟調推移、ECBの利上げペース減速の思惑強まる
今週のユーロ・円は軟調推移。
一時136円87銭まで下落した。
日欧の金利差拡大観測や、中国民間発表の6月サービス業PMIの大幅改善を好感して、ユーロ買い・円売りが先行したが、ユーロ圏経済の減速懸念から欧州中央銀行(ECB)の利上げペースは緩やかになるとの観測が広がり、リスク回避的なユーロ売り・円買いが強まった。
米長期金利の上昇も嫌気されたようだ。
取引レンジ:136円87銭−142円37銭。
■下げ渋りか、ドル高・円安継続の影響を受ける可能性も
来週のユーロ・円は下げ渋りか。
ユーロ圏経済の先行き不透明感から、欧州中央銀(ECB)は金融引き締め方針を見極める展開となり、ユーロは積極的に買いづらい。
また、エネルギー供給が不安視され、ユーロ売りを支援しよう。
ただ、日米金利差を背景にドル・円は下げづらく、ユーロ売り・円買いが一段と拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・13日:5月鉱工業生産数(4月:前月比+0.4%)
予想レンジ:137円00銭−140円00銭
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