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概要:8日に発表された6月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想を上回った。 また、6月の平均時給は前年比+5.1%と伸び率は5月実績を下回ったものの、5%超の伸びを維持しており、7月連邦公開市場委員会
8日に発表された6月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想を上回った。
また、6月の平均時給は前年比+5.1%と伸び率は5月実績を下回ったものの、5%超の伸びを維持しており、7月連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.75ポイントの追加利上げが決定されるとの見方が広がった。
136円台半ば近辺で利益確定を狙ったドル売りが観測されており、ドル上昇は一服したが、日米金融政策の差異に着目したドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。
今週13日に発表される6月米消費者物価指数が市場予想を上回った場合、高インフレによる米経済成長の鈍化が懸念されるものの、利上げ推進の方針は正当化されるとの見方もあるため、ドル高・円安の流れは維持されるとみられる。
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