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概要:13日にニュージーランド準備銀行(RBNZ)が発表した7月・政策金利は、前回値の2.0%から0.5ポイント引き上げられ2.50%となりました。
13日にニュージーランド準備銀行(RBNZ)が発表した7月・政策金利は、前回値の2.0%から0.5ポイント引き上げられ2.50%となりました。昨年10月から6会合連続利上げとなり、主要先進国で最も高い政策金利となりました。
RBNZの声明では、「GDPデータは依然として不安定」「NZドルが輸入物価に影響を及ぼしていることに留意」「インフレ率は短期的な上昇リスクがあると共に、中期的な下落リスクも含んでいる」と発表されました。
ニュージーランドの消費者物価指数(CPI)も他の先進国同様上昇(前年比・6.9%)しており、インフレ圧力を抑えるための今回の大幅利上げとなりました。
結果を受け、本日のアジア時間で最強通貨だったNZドルは急落。NZドル円は84.178から83.816まで40pips弱下落しています。4時間足では200SMAに上値を抑えられる形状となっており、日足ベースでは75MAと20MAの狭間で方向感を探る値動きとなっています。
オセアニア通貨同士の豪ドルに対しても弱含んでおり、豪ドルNZドルは1.1011から1.1052まで40pipsほど上昇。レンジ上限の1.1094を目指して値を上げています。
本日同じくカナダの政策金利が発表されますが、市場予想通り0.75%の大幅利上げが行われるのか、こちらも注視したいところです。
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