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概要:[ソウル 13日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は13日、24年ぶりの高水準にあるインフレを抑制するため、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、2.25%とした。 50bpの利上げ幅
[ソウル 13日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は13日、24年ぶりの高水準にあるインフレを抑制するため、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、2.25%とした。
50bpの利上げ幅は中銀が1999年に現在の枠組みを採用して以来最大となる。
ロイター調査ではアナリスト32人中27人が50bpの利上げを予想し、5人が25bp幅を見込んでいた。
韓国の家計債務は1859兆ウォン(1兆4200億ドル)と記録的水準に膨らんでおり、世界的に見ても高い。政策金利は年末までに2.75%に達するとみられており、国民の負担が増す可能性がある。
中銀は声明で「景気の下振れリスクは確かに高いが、インフレや経済の状況を踏まえると不透明感は依然として強い。このため理事会は、インフレ加速を回避するため50bp利上げを通じてインフレ期待の広がりを抑えることが現時点では重要だと考える」とした。
李昌ヨン総裁は記者会見で、現在のインフレ動向が続いた場合、今後は25bpずつの利上げが適切になるとの見通しを示した。また、債務返済の負担増に苦しむ家計を支援するため政府と協力すると述べた。
韓国中銀は経済に対する複数のリスクに直面している。デフォルト(債務不履行)リスクがあると分類される中小企業の借り入れは2019年末から今年3月までに30.6%増加し、中銀はこの割合が23年以降に急激に増加するとみている。
6月の輸出は1年7カ月ぶりの低い伸びにとどまり、景気を巡る懸念がさらに強まった。
ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、Oh Suk-tae氏は「中銀はインフレ抑制に取り組むのと同様に家計債務の状況にも一段と注意を払う必要がある。同時に、貿易に依存する韓国経済で輸出が減少している」と指摘した。
通貨ウォンは年初来、対ドルで9.4%下落しているが、今回の利上げによってウォン安に歯止めがかかる可能性もある。
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