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米国株見通し：弱含みか、インフレ長期化への懸念で
概要：（13時50分現在）S&P500先物 3,825.30（+6.5）ナスダック100先物 11,778.10（+33.1）米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は5
（13時50分現在）
S&P500先物 3,825.30（+6.5）
ナスダック100先物 11,778.10（+33.1）
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は50ドル高。
NY原油先物（WTI）の極端な上昇は抑制され、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
12日の主要3指数は続落。
堅調地合いでスタートしたが、途中で下げに転じ、ダウは192ドル安の30981ドルと3日連続のマイナスで取引を終えた。
足元の軟調推移で割安感の生じた景気敏感株や消費関連株が序盤から買い戻されたが、13日発表の消費者物価指数（CPI)が高水準と予想されピークアウトの見方は後退。
それを受け、連邦準備制度理事会（FRB）の一段の引き締めに思惑が広がり、終盤にかけて売り優勢となった。
本日は弱含みか。
焦点の6月CPIは前年比+8.8％と、5月の+8.6％を上回ると予想されている。
40年ぶりの高水準でインフレ長期化が意識され、金融引き締め加速の思惑から金利高を手がかりに売り先行となりそうだ。
リセッション不安も根強く、スタグフレーションへの懸念から幅広い売りが出やすい。
中国での新型コロナウイルス感染再拡大やユーロ圏のエネルギー不足など、ネガティブな材料も売りを増幅させる要因となろう。
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