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概要:[東京 14日 ロイター] - ファーストリテイリングは14日、2022年8月期連結の純利益予想(国際会計基準)を前期比47.2%増の2500億円に上方修正した。従来予想では1900億円(前期比11.
[東京 14日 ロイター] - ファーストリテイリングは14日、2022年8月期連結の純利益予想(国際会計基準)を前期比47.2%増の2500億円に上方修正した。従来予想では1900億円(前期比11.9%増)を見込んでいた。第3・四半期(3―5月)の業績が好調に推移したのに加えて、円安も利益を押し上げた。
連結営業利益予想は前期比16.5%増の2900億円に引き上げた。為替円安が進行していることを受け、第4・四半期の業績予想の前提為替レートを見直した。IBESがまとめたアナリスト12人のコンセンサス予想では、22年8月期の連結営業利益の平均値は2725億円だった。
21年9月―22年5月期の連結営業利益は前年同期比19.0%増の2710億円だった。純利益は同57.1%増の2378億円となり、為替の影響を除いても過去最高を更新した。
国内ユニクロ事業は上期で大幅な減収減益となったものの、第3・四半期はコロナ禍の収束による外出ニーズの高まりを受けて、ブラウスなどの販売が好調だった。3カ月(3―5月)の既存店売上高は前年を7.8%上回った。
海外ユニクロ事業は、9月―5月期の営業利益が同35.8%増と大幅増益となった。第3・四半期もアジア・オセアニア地域や欧米での業績が引き続き好調だった。円安も寄与した。
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