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概要:[ロンドン 20日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)幹部で、国際的に活動する銀行の監督を担当するナサニエル・ベンジャミン氏は20日、長く続いた金融緩和の終焉に伴い、投資銀行の幹部や取締役
[ロンドン 20日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)幹部で、国際的に活動する銀行の監督を担当するナサニエル・ベンジャミン氏は20日、長く続いた金融緩和の終焉に伴い、投資銀行の幹部や取締役会が自分たちで警戒を強め、顧客がもたらし得るリスクを適切に点検し、困難な時期に備える必要があると強調した。
英銀行業界団体主催のイベントで発言した。「銀行幹部や取締役会が今後の新たな世界で自行がどうあるべきかを前もって考えておくべきだ」と述べた。
20日には英国の6月の消費者物価指数(CPI)前年同月比が約40年ぶりの高い伸びである9.4%上昇と発表されている。ベイリー中銀総裁はインフレ抑制のため、利上げに躊躇しない姿勢を強調してきた。
ベンジャミン氏は、これまでの約10年の金融緩和に依存してきた企業や投資会社などが、金融引き締めに適応するのに苦労する可能性は高いと指摘。一方で銀行側も、おおむね落ち着いた経済環境で銀行として極めて大きな利益を上げられてきた時期しか経験していない銀行員が多いともくぎを刺した。
同氏は米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントの巨額損失や、今年のロンドン市場でのニッケル取引停止騒ぎを指摘し、カウンターパーティー・リスクが必ずしも適切に把握できなかったり、銀行側で制御できなかったりする事例を警告。英国外の取引の打撃が及ぶ可能性も注意喚起した。
ベンジャミン氏は、顧客への適切な質問が求められるのは規制当局ではなく、銀行側の仕事だとも強調。顧客が答えたがらない場合は、銀行として相応の結論を出す必要があるとも述べた。
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