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概要:ドイツの市場調査グループGfKが27日に発表した8月の消費者信頼感指数は、市場予想のマイナス28.9から悪化しマイナス30.6で着地しました。
ドイツの市場調査グループGfKが27日に発表した8月の消費者信頼感指数は、市場予想のマイナス28.9から悪化しマイナス30.6で着地しました。前回値のマイナス27.7からも低下しました。予想所得は12.2ポイント低下し、過去最低の45.7に達しました。消費者の購入傾向を示す指標は、前月比で0.8ポイント悪化しマイナス14.5となり、2008年10月以来の最低水準となりました。
GfKの専門家・Rolf Buerkl氏によると、「サプライチェーンへの懸念に加えてウクライナ侵攻によるエネルギーと食品価格の高騰が影響している。また、冬に向けて十分なガス供給が滞るのではないかと懸念している」とのことでした。
昨日は欧州の株式市場が全面安となり、ドイツ・DAXも例外なく0.86%の下落となりました。指標発表を受け、ユーロは対円・対米ドルともに下落。ユーロ円は139.075から138.716まで反落しています。同じ欧州通貨であるポンド・スイスフランは堅調な推移をする中、ユーロの下落が目立っており、ユーロはファンダメンタルズ要素が強くなってきています。
テクニカル面では、ユーロ円は日足ベースで三尊天井を形成しており、日足75MAにタッチ後反発している最中です。RSIが6月8日から下降傾向にあるため、下値追いに警戒しましょう。
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