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豪フォーテスキュー、鉄鉱石の年間出荷予想引き上げ
概要：［２８日 ロイター］ - 豪資源会社フォーテスキュー・メタルズ・グループは２８日、２０２３年度の鉄鉱石出荷予測を引き上げた。エリワナ鉱山の生産が拡大する見通し。 労働市場の逼迫とコスト上昇にもかかわ
［２８日 ロイター］ - 豪資源会社フォーテスキュー・メタルズ・グループは２８日、２０２３年度の鉄鉱石出荷予測を引き上げた。エリワナ鉱山の生産が拡大する見通し。
労働市場の逼迫とコスト上昇にもかかわらず、四半期ベースの出荷は過去最高を記録した。
２３年度の出荷予測は１億８７００万─１億９２００万トン。
２２年度の輸出は１億８９００万トンで、４月時点の予想レンジ上限だった１億８８００万トンを上回った。
年間コスト予想は１ウェットメトリックトン（ｗｍｔ）当たり１８．００─１８．７５ドル。「足元のインフレ圧力の遅行効果を反映した。軽油、賃金、硝酸アンモニウムなどを中心にコストが上昇する」という。
２３年度の設備投資コスト（フォーテスキュー・フューチャー・インダストリーズを除く）は２７億─３１億ドル。２２年度は３１億ドルだった。
出荷は３年連続で過去最高となった。サプライチェーン全体で操業が順調だったほか、２１年１月に操業を開始したエリワナ鉱山の統合が成功を収めた。
４─６月の出荷は４９５０万トン。前年同期の４９３０万トン、ＵＢＳの予測４９００万トンを上回った。
ＲＢＣキャピタル・マーケッツは「２３年度も力強い出荷が続くが、コストと設備投資の増加見通しが足を引っ張る可能性がある」と述べた。
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