简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[28日 ロイター] - 米アップルは28日、高インフレが消費支出を圧迫する中でもiPhoneに対する需要は堅調だとし、売上高の伸びが加速するとの見通しを示した。第3・四半期(6月25日まで)決算も利
[28日 ロイター] - 米アップルは28日、高インフレが消費支出を圧迫する中でもiPhoneに対する需要は堅調だとし、売上高の伸びが加速するとの見通しを示した。第3・四半期(6月25日まで)決算も利益と売上高がそろって市場予想を上回った。部品不足も緩和しているという。
決算を受け、引け後の時間外取引でアップルの株価は3.5%上昇した。
アップルは景気先行き不透明感を理由に売上高について具体的なガイダンスは示さなかった。
マクロ経済指標は世界的に悪化しているものの、ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)はロイターのインタビューで、iPhone需要は鈍化していないと述べた。
アップルは同社ブランドの愛好者で比較的裕福な顧客基盤に支援され、これまでの景気低迷期を競合他社よりうまく切り抜けており、第3・四半期も同様のパターンがうかがえる。
カナリス・リサーチのアナリストは「そういう点でアップルは競合他社よりも影響を受けにくい強さを備えている」と指摘した。
広告収入やアクセサリーなどの売上高は景気減速の影響を受けているが、マエストリCFOはこれらの事業について軟調となっているごくわずかな部門だとの認識を示し、「当社のポートフォリオは非常に幅広く、対処することが可能だ」と述べた。
パソコン「Mac(マック)」やiPadの販売は今後も部品不足に圧迫されるものの、その影響は緩和しているという。第3・四半期売上高への部品不足の影響は40億ドル弱と同社の想定よりも小幅にとどまった。マエストリ氏は第4・四半期に影響はさらに弱まる見込みだとした。
また第4・四半期の売上高について、第3・四半期に記録した前年比2%増を上回るとの見通しを示した。ただ、為替変動の影響で6%押し下げられるとした。
第3・四半期売上高は830億ドル、1株当たり利益は1.20ドルと、リフィニティブのデータによると、それぞれ市場予想の828億ドル、1.16ドルを上回った。
iPhoneの売上高は前年同期比約3%増の407億ドル。
iPhoneとiPadの販売は予想を上回ったものの、サービスのほか、Macやアクセサリーの売上高は予想に届かなかった。主要市場の中国の売上高も146億ドルと1%減少した。
サービスの売上高は196億ドル。市場予想は197億ドル。
iPadの売上高は72億ドル、市場予想は69億ドル。Macの売上高は10%減の74億ドル、予想は87億ドルだった。
同社の有料サービスやアップストアの有料アプリの契約者数は8億6000万人となり、前四半期時点の8億2500万人から増加した。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。