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概要:三越伊勢丹 (TYO:3099):1030円(-54円)大幅反落。 前日に第1四半期決算を発表、営業損益は40億円の黒字となり、前年同期比100億円の損益改善。 ほぼ市場想定線での着地となっている。
三越伊勢丹 (TYO:3099):1030円(-54円)
大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業損益は40億円の黒字となり、前年同期比100億円の損益改善。
ほぼ市場想定線での着地となっている。
一方、通期予想は従来の140億円から170億円、前期比2.9倍の水準に上方修正しているが、190億円超の市場コンセンサス水準には依然として未達。
販売動向などの見方は保守的とも捉えられているようだが、短期的な出尽くし感が先行する形のようだ。
日野自 (TYO:7205):661円(-69円)
大幅反落。
エンジンの排ガスや燃費の性能を偽っていた問題で、不正を行っていた時期や範囲が広がる可能性が出てきたと報じられている。
これまで、不正は2016年秋以降で発覚していたが、2000年代前半から行われていた公算とされている。
国の一斉調査に事実と異なる回答をした疑いがあるほか、長期間にわたっての不正となれば、組織的な関与などの報告も求めるとみられているようだ。
先行き不透明感があらためて強まる状況に。
JSR (TYO:4185):3095円(-675円)
大幅反落で年初来安値更新。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は73億円で前年同期比34.8%減益、市場想定を60億円程度下回っている。
通期予想は従来の575億円から560億円、前期比28.0%増に下方修正。
CDMO、ディスプレイ材料、半導体材料などの下振れを見込んでいる。
為替の円安効果なども期待されていたなか、想定外の業績下方修正にネガティブなインパクトが先行へ。
大塚商会 (TYO:4768):4780円(+590円)
大幅続伸。
前日に上半期決算を発表、営業利益は308億円で前年同期比7.4%減となったが、第1四半期の同17.5%減に対して、4-6月期は同2.7%増と増益転換、4四半期ぶりの増収増益転換となっている。
売上回復が想定以上に進んでいるもよう。
足元でコロナ感染者数は増加傾向にあるが、営業活動にはあまり影響を受けていないもようでもあり、通期計画536億円、前期比4.0%減の達成確度は高まる形にも。
TDK (TYO:6762):4665円(+480円)
大幅続伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は446億円で前年同期比42.4%増益、市場コンセンサスを100億円程度上回る着地になっている。
受動部品、センサ応用製品、エナジー応用製品などの売上が2ケタ成長、円安効果が寄与したほか、材料費上昇分の価格転嫁も想定以上に進んだもよう。
通期予想の1850億円、前期比10.9%増は据え置いているものの、材料価格の落ち着きも見られる中で、上振れへの期待が高まる状況に。
アライドアーキ (TYO:6081):729円(-4円)
反落。
中堅・中小企業のデジタルマーケティング支援を祖業とし、全国47都道府県すべてにおいて運用型広告の支援実績を持つデジタルチェンジを買収すると発表。
新型コロナ禍において生活者の行動が変化し、生活者と直接的につながるマーケティングニーズが高まっている。
地方においてもこうしたDX推進の機運が高まる中、地方の中堅・中小企業の事業成長をデジタル広告とSNSの力で支援していくという。
CANBAS (TYO:4575):762円(-70円)
大幅反落。
米国で実施しているCBP501臨床第2相試験について、22年7月末時点の進捗状況を発表した。
ステージ1の登録予定数36例に対し、6月末段階の被験者登録数累計30例だが、7月は0だった。
同社では「7月の被験者登録はペースが鈍化したが、構造的な遅延要因は何ら発生しておらず、このペース鈍化が続く兆候はない」としているものの、市場では進捗のペース鈍化がネガティブ視されているようだ。
SOSEI (TYO:4565):1510円(+80円)
急騰。
研究開発型のバイオ医薬品企業である米アッヴィ社と新規創薬提携およびライセンスのオプション契約を締結したと発表した。
神経疾患を対象にGタンパク質共役受容体に作用する低分子の研究開発と商品化を目指す。
そーせいグループは研究開発活動を行い、アッヴィ社はその後の臨床試験、申請・承認、商業化を担う。
そーせいグループは契約締結時に約53.16億円を受領し、初期開発、開発・販売の達成に応じたマイルストン、販売高に応じた段階的ロイヤリティを受領する権利を有している。
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