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概要:[ソウル 2日 ロイター] - 韓国統計局が2日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比6.3%上昇と、前月の6.0%上昇から加速し、約24年ぶりの伸びを記録した。年内の追加利上げを見込む市場の見方を支持する内容となった。
韓国統計局が2日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比6.3%上昇と、前月の6.0%上昇から加速し、約24年ぶりの大幅な伸びとなった。
[ソウル 2日 ロイター] - 韓国統計局が2日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比6.3%上昇と、前月の6.0%上昇から加速し、約24年ぶりの伸びを記録した。年内の追加利上げを見込む市場の見方を支持する内容となった。
7月の上昇率は市場予想と一致。1998年11月に記録した6.8%以来の大きさとなった。
前月比では0.5%上昇し、伸び率は市場予想の0.4%を上回ったものの、6月の0.6%からは低下した。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比3.9%上昇と6月から変わらず。前月までは3カ月連続で加速していた。
現代自動車証券のエコノミスト、オ・チャンソブ氏は「きょうのデータは今四半期以降にインフレが鈍化し始める兆候を示したが、インフレ期待が後退するにはより時間がかかるだろう」と述べた。
今回の統計は、韓国銀行(中央銀行)による7月の利上げ以降、今月の次回会合までに発表される唯一の月次インフレ統計となる。7月の利上げは50ベーシスポイント(bp)と通常より大幅だった。
韓国中銀は、今後は25bpずつの利上げとなる可能性が高いとの見方を示している。
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