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概要:米石油大手エクソンモービルは、既に撤退を表明している極東サハリンでの石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、保有する30%の権益を「他の相手」に引き渡す手続きを進めている。同社が3日付で米証券取引委員会(SEC)に届け出た書類で分かった。
米石油大手エクソンモービルは、既に撤退を表明している石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、保有する30%の権益を「他の相手」に引き渡す手続きを進めている。同社が3日付で米証券取引委員会に届け出た書類で分かった。
[3日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルは、既に撤退を表明している極東サハリンでの石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、保有する30%の権益を「他の相手」に引き渡す手続きを進めている。同社が3日付で米証券取引委員会(SEC)に届け出た書類で分かった。
エクソンは具体的な権益の譲渡先は明らかにしていない。
サハリン1は昨年時点で日量22万バレルの原油とガスを産出していた。エクソンはこの事業のオペレーター(操業主体)で、保有権益はロシアにおける最大の資産。ただロシアのウクライナ侵攻を受けて手を引く方針を決定し、46億ドルの減損損失を計上している。
エクソンの広報担当者は、同社の権益を引き継ぐ企業に言及するのを拒否しつつ、サハリン1からの撤退作業が著しく進展していると述べた。
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