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概要:■原材料高などの価格転嫁は順調との見方 日清オイリオグループ<2602>(東証プライム)は8月8日、飛び出すように上値を追い、午前10時過ぎには6%高の3420円(195円高)まで上げて約1週間ぶりに
■原材料高などの価格転嫁は順調との見方
日清オイリオグループ<2602>(東証プライム)は8月8日、飛び出すように上値を追い、午前10時過ぎには6%高の3420円(195円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新し、2021年3月以来の3400円台に進んでいる。5日15時に第1四半期連結決算(2022年4~6月)を発表し、前年同期比で売上高が45.2%増加、営業利益は50.0%増加。3月通期の予想は据え置いたが上振れ観測が強まっている。
第1四半期の連結営業利益は前年同期比50.0%増の49.67億円となった。「急速な為替の円安進行等を背景として原材料価格が一段と高騰するなかで、生産性の向上やコスト削減に最大限努めるとともに、適正な販売価格の形成に努めた」(決算短信より)。原材料高などの価格転嫁は順調とみられている。3月通期の予想は据え置き130億円(前期比11.4%増)だが、上振れ期待が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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