简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:Mipox<5381>(東証スタンダード)は、前日9日に23円安の631円と安値引けし3営業日続落した。日米の半導体関連株の決算悪が響いて、日経平均株価が、249円安と5営業日ぶりに反落したことから、
Mipox<5381>(東証スタンダード)は、前日9日に23円安の631円と安値引けし3営業日続落した。日米の半導体関連株の決算悪が響いて、日経平均株価が、249円安と5営業日ぶりに反落したことから、7月14日につけた年初来安値592円から一時ストップ高を交えて739円まで底上げしていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ同社は、今週12日に今2022年3月期第1四半期(2022年4月~6月期、1Q)決算の発表を予定しており、今期通期業績は、前期の過去最高業績から減益転換が予想されているものの、半導体関連の受託事業は好調持続としており、1Q業績がサプライズとなった場合は割安修正買いの再燃、減益転換着地の場合は悪材料出尽くしと評価される可能性があり、下値は突っ込み買いの一考余地がありそうだ。前期業績も、第1四半期、第2四半期、第3四半期と決算発表のたびに3回も上方修正され、3期ぶりの復配に進んだことも連想されている。
■四半期決算発表のたびに3回上方修正された前期業績の再現を期待
同社の今3月期業績は、売り上げ105億円(前期比0.5%増)、営業利益10億円(同31.8%減)、経常利益11億円(同31.8%減)、純利益9億円(同41.9%減)と見込み、前期のV字回復・過去最高業績から売り上げは微増、利益は2ケタ減益転換する。製品事業の売り上げは、半導体関連の好調持続で増収となるものの、受託事業で一部大口案件が終了して減収となり、24億4800万円で取得した鹿沼新工場の稼働など生産体制の再編負担も重なって保守的に業績予想をしている。つれて今期配当も、年間10円(前期実績15円)と減配を予想している。
ただ前期業績は、四半期決算発表のたびに上方修正され、純利益は期初予想の2億5000万円が、結果的に過去最高の15億5000万円(前々期は8700万円の黒字)と大幅続伸して着地しており、ハードディスク関連、光ファイバー関連、半導体関連とも市況が堅調に推移していることから、1Q決算時のサプライズへの期待も底流している。
■PER10倍割れの下げ過ぎ水準からまずストップ高でつけた高値が目標
株価は、前期業績の2回目の上方修正は買い材料となって昨年10月の1353円まで高値評価となったが、その後は、業績の再々上方修正と新工場取得のためのファイナンスが綱引きとなって下値を探り、今期業績の減益転換予想ではストップ安も交えて年初来安値592円まで調整した。同安値からは、売られ過ぎとして底上げ、電力ひっ迫対応の海底ケーブル新設計画の関連株人気の波及で一時739円とストップ高し600円台央での中段固めを続けてきた。PERは9.9倍と下げ過ぎを示唆しており、まずストップ高でつけた直近高値739円が上値目標となろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。