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概要:10日のニューヨーク外為市場でドル・円は135円00銭から132円03銭まで下落し、引けた。 米7月消費者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したため、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での75ベーシスポイ
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は135円00銭から132円03銭まで下落し、引けた。
米7月消費者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したため、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での75ベーシスポイントの利上げ観測が後退、ドルの売り戻しに拍車がかかった。
その後、エバンス・シカゴ連銀総裁がイベントで、7月消費者物価指数(CPI)の改善を歓迎しつつもインフレが依然高過ぎるとし、雇用も強く成長が続くとの見通しに基づき年内から来年にかけて利上げを続けるFRBの計画を再表明したためドル売りが後退。
ユーロ・ドルは1.0243ドルから1.0368ドルまで上昇し、引けた。
ロシア国営トランスネフチが中欧への原油供給パイプライン再開を準備中との報道で燃料危機による景気停滞を懸念したユーロ売りが後退。
ユーロ・円は138円40銭から136円62銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2100ドルから1.2276ドルまで上昇。
英中央銀行のチーフエコノミスト、ピル氏が「現在の賃金の伸び、ペースが速過ぎる」と述べ、追加利上げ観測を受けたポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは0.9490フランから0.9394フランまで下落した。
[経済指標] I・米・7月消費者物価指数:前年比+8.5%(予想:+8.7%、6月:+9.1%)・米・7月消費者物価コア指数:前年比+5.9%(予想:+6.1%、6月:+5.9%)・米・7月消費者物価指数:前月比+0%(予想:+0.2%、6月:+1.3%)・米・7月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.5%、6月:+0.7%)・米・6月卸売在庫改定値:前月比+1.8%(予想:+1.9%、速報値:+1.9%)・米・6月卸売売上高:前月比+1.8%(予想+0.5%、5月+0.7%←+0.5%)
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