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概要:[クアラルンプール 12日 ロイター] - マレーシア中央銀行が12日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)は前年比8.9%増加し、前年比として1年ぶりの高い伸びとなった。内需の拡大や堅調な輸出が追
[クアラルンプール 12日 ロイター] - マレーシア中央銀行が12日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)は前年比8.9%増加し、前年比として1年ぶりの高い伸びとなった。内需の拡大や堅調な輸出が追い風になった。
成長率は第1・四半期の5%から拡大し、市場予想の6.7%も上回った。
ベース効果で16.1%の成長率を記録した2021年第2・四半期以来の大きさとなった。
前期比(季節調整後)の成長率は3.5%。第1・四半期は3.8%だった。
マレーシア経済は4月の国境再開以降、力強い回復基調をたどっている。
中銀は今年の成長率について、従来見通し(5.3─6.3%)の上限付近になるとの見方を示した。
金融政策については、将来的により強い措置が必要にならないよう政策金利を段階的に調整する必要があると指摘。いかなる措置も慎重かつ段階的に行われると述べた。
マレーシア中銀は7月に2会合連続で利上げを決定した。
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