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概要:ニュージーランドのRBNZ政策金利発表が17日に行われ、前回値の2.5%から0.5ポイント上昇し、3.0%に引き上げられました。
ニュージーランドのRBNZ政策金利発表が17日に行われ、前回値の2.5%から0.5ポイント上昇し、3.0%に引き上げられました。利上げ幅は市場予想と一致しました。先進国の中ではカナダ・アメリカの2.5%を引き離し、もっとも高い政策金利水準となりました。2015年7月以来の高水準に達しました。
RBNZ(ニュージーランド準備銀行)は四半期報告にて、「2023年9月には政策金利が4.1%になると予想」「2025年9月には3.65%になると予測」「コアCPIは依然として高すぎる。労働力は不足している」「住宅価格は昨年11月以来の高水準から着実に下落しており、今後1年間より持続可能な水準に向かって下落していく」としています。
政策金利発表後、NZドルは最強通貨となりました。対円・対米ドルともに上昇。ZNドル円は84.781から85.502まで約70pipsほど上昇しました。テクニカル的には、NZドル円は日足20MAに下値をサポートされる形で反発上昇しています。しかしながらフラッグ内を平行移動しているレンジの最中とも見てとれるため、ファンダメンタルズが落ち着いたのち、上下どちらにも進む可能性があることを念頭に置いておきましょう。
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