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概要:[ロンドン 17日 ロイター] - 米金融大手シティグループのアナリストは17日、英国の消費者物価指数(CPI)の前年比伸び率は、政府が対策を講じない限り2023年第1・四半期に15%を超えてピークに達するとの見通しを示した。
8月17日、米金融大手シティグループのアナリストは、英国のCPIの前年比伸び率は、政府が対策を講じない限り2023年第1・四半期に15%を超えてピークに達するとの見通しを示した。
[ロンドン 17日 ロイター] - 米金融大手シティグループのアナリストは17日、英国の消費者物価指数(CPI)の前年比伸び率は、政府が対策を講じない限り2023年第1・四半期に15%を超えてピークに達するとの見通しを示した。
英国立統計局(ONS)はこれに先立ち、7月のCPIが前年比10.1%上昇したと発表した。6月(9.4%上昇)から加速し、1982年2月以来の高い伸びを記録、エコノミスト予想(9.8%上昇)も上回った。
シティのエコノミスト、ベンジャミン・ナバロ氏は顧客向けノートで、国内の物価高が続くリスクが再確認されたとし、対策がなければ23年第1・四半期にインフレ率は15%を上回る水準に加速する、との見通しを示した。
シティはこれまで、インフレ率は12%を小幅下回る水準でピークに達すると予想していた。
シティはイングランド銀行(英中央銀行、BOE)の金利見通しも上方修正し、22年末までに金利は1.25%ポイント上昇して3%になると予想。これまでは0.5%ポイントの引き上げを予想していた。
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