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概要:日経平均は294円安(9時5分現在)。 今日の東京株式市場は売りが先行した。 先週末19日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。 中でもナスダック総合指数、フィラデルフィ
日経平均は294円安(9時5分現在)。
今日の東京株式市場は売りが先行した。
先週末19日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。
中でもナスダック総合指数、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%台の下げとダウ平均(0.86%下落)より下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。
また、岸田首相が新型コロナに感染したと伝えられたこともあり、感染拡大で経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が改めて意識され市場の雰囲気を重くした。
一方、外為市場で1ドル=137円00銭台と先週末19日15時頃に比べ80-90銭ほど円安・ドル高に振れたことが株式市場で安心感となった。
加えて、先週末19日の日経平均は小幅に下落したものの下値を売り急ぐ動きが見られなかったことから市場では相場の先高観を指摘する向きがあり、また、ここでの調整は健全なスピード調整だとする見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。
寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
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