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概要:終盤のニューヨーク外為市場ではドルが小幅高。米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)による大幅利上げ観測が強まっている。しかし、ドルは前日付けた20年ぶり高値を下回ったほか、ユーロはパリティを回復した。
終盤のニューヨーク外為市場ではドルが小幅高。米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)による大幅利上げ観測が強まっている。7月17日撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[ニューヨーク 30日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが小幅高。米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)による大幅利上げ観測が強まっている。しかし、ドルは前日付けた20年ぶり高値を下回ったほか、ユーロはパリティを回復した。
30日発表された米指標は、7月の米雇用動態調査(JOLTS)の求人件数が19万9000件増の1123万9000件と、市場予想(1045万件)を上回った。コンファレンス・ボード(CB)が発表した8月の米消費者信頼感指数も103.2と、4カ月ぶりに上昇し、市場予想の97.7を上回った。
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は、堅調なJOLTSの内容について「FRBの積極的な利上げを正当化する」と指摘した。
短期金融市場が織り込む9月の0.75%ポイント利上げの確率は74.5%と、米指標発表前の約66.5%から上昇した。
終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.074%高の108.73。前日は一時、2002年9月以来の高値となる109.48に達していた。
マネックス・ヨーロッパのFXマーケット・アナリスト、サイモン・ハーベイ氏は「ジャクソンホール会議後、状況は落ち着きつつある。市場では今後何がシナリオを変えるかという点に注目が集まっており、9月2日に発表される米雇用統計が焦点となる。そのため幾分値固めの動きが出た」と述べた。
前日パリティ割れとなっていたユーロは0.28%高の1.00245ドル。ドイツ連邦統計庁が30日発表した8月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比8.8%上昇となり、7月(8.5%上昇)から伸びが加速。エネルギーや食品価格の高騰で押し上げられ、約50年ぶりの高水準となったことで、ECBが来月に大幅利上げに踏み切る根拠になる可能性がある。
ドル/円は0.05%高の138.64円。
ポンドは0.38%安の1.16615ドル。
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