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概要:[31日 ロイター] - 米生活雑貨販売のベッド・バス・アンド・ビヨンドは31日、5億ドル以上の新規資金調達に合意し、不採算事業の立て直しに向けて150店舗を閉鎖し、人員削減と商品戦略の見直しを行うと
[31日 ロイター] - 米生活雑貨販売のベッド・バス・アンド・ビヨンドは31日、5億ドル以上の新規資金調達に合意し、不採算事業の立て直しに向けて150店舗を閉鎖し、人員削減と商品戦略の見直しを行うと発表した。新株発行による資金調達計画も明らかにした。
市場では事業改善にほとんど寄与しない可能性がなお懸念され、株価は21.3%の大幅安となった。
かつて家庭用品やバス用品でいわゆる「カテゴリーキラー」とみなされていたベッド・バス・アンド・ビヨンドは、自社ブランド(プライベートブランド)商品の販売を増やそうとした結果、業績が低迷。新型コロナウイルス流行、サプライチェーン(供給網)の逼迫、インフレ高進による消費者の買い控えも、同社の売り上げに打撃を与えている。
同社は今回、第2・四半期の既存店売上高について予想を上回る26%の落ち込みを予想し、売りに出していた傘下のベビー用品専門店チェーン、バイバイ・ベイビーを維持すると発表した。
同社幹部は電話会見で、プライベートブランド3つを廃止する一方、Ugg(アグ)、ダイソンなどのナショナルブランドの取り扱いを再び優先していると説明した。
また、本社とサプライチェーンの従業員を約20%削減し、最高執行責任者と最高店舗責任者の役割を廃止すると発表。同社は現在、約3万2000人の従業員を抱える。
同社はさらに、既存の融資を拡大し、新たに3億7500万ドルの新規融資を受け、1200万株を上限とする株式発行に踏み切るとした。
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