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概要:米労働省が1日に発表した週間新規失業保険申請件数(季節調整済み、8月27日までの週)は前週比5000件減の23万2000件となり、ロイターがまとめたエコノミスト予想(24万8000件)を下回った。
米週間新規失業保険申請件数は前週比5000件減の23万2000件となり、ロイターがまとめたエコノミスト予想を下回った。昨年5月、ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly)
[ワシントン 1日 ロイター] - 米労働省が1日に発表した週間新規失業保険申請件数(季節調整済み、8月27日までの週)は前週比5000件減の23万2000件となり、ロイターがまとめたエコノミスト予想(24万8000件)を下回った。
前週分は6000件下方修正された。
物価高を受けて米連邦準備理事会(FRB)が大幅利上げを実施し景気後退リスクが高まっているが、雇用が冷える兆しはまだない。
失業保険申請件数は、労働市場の急減速を示唆するとエコノミストが指摘する27万─30万件を下回る水準で推移している。雇用の指標となる失業保険受給総数は8月20日までの1週間に2万6000人増え143万8000人となった。
一方、国際的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、8月に米企業が発表した雇用削減は21%減の2万0485人だった。前年比では30%増加したものの、今年1─8月のレイオフは前年同期を27%下回った。
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