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概要:ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、対円では24年ぶり、対ポンドでは37年ぶりの高値を付けた。日銀の金融緩和政策や欧州や英国が直面する経済問題に対し、底堅く推移する米経済情勢や米連邦準備理事会(FRB)のタカ派的な引き締め政策が注目された。
[ニューヨーク 7日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、対円では24年ぶり、対ポンドでは37年ぶりの高値を付けた。日銀の金融緩和政策や欧州や英国が直面する経済問題に対し、底堅く推移する米経済情勢や米連邦準備理事会(FRB)のタカ派的な引き締め政策が注目された。
ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、対円では24年ぶり、対ポンドでは37年ぶりの高値を付けた。2016年1月撮影(2022年 ロイター/Jason Lee)
ドル/円は一時、144.99円と、1998年8月以来の高値を付けた。終盤の取引では0.9%高の144.09円で推移した。
ポンドは1.1407ドルと、85年以来の安値を更新。その後は0.1%安の1.1509ドルで取引された。
ウェルズ・ファーゴのマクロストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「欧州と英国では数カ月間厳しい状況が続く見通しで、景気後退に陥る可能性は極めて高い。一方、米国には回復力があるように見える」と述べた。
松野博一官房長官は7日午後の記者会見で、外為市場で急速なドル高/円安が進んだことについて、一方向の為替変動を注視し、その中において「今後の状況で適切に判断していきたい」と語った。
しかし多くのアナリストは、世界中銀行がインフレ動向に注目する中、介入は困難と見ている。
ユーロは0.99ドルを下抜けた後、0.8%安の0.9985ドル。
欧州中央銀行(ECB)は8日の理事会で、0.75%ポイントの利上げを実施すると見込まれているものの、欧州経済情勢や 「ノルドストリーム1」を通じた欧州へのロシア産ガス供給停止を踏まえ、ユーロを押し上げるには至らなかった。
カナダ銀行(BOC、中央銀行)は7日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を75ベーシスポイント(bp)引き上げ、3.25%とした。政策金利は2008年4月以来14年ぶりの高水準となった。
カナダ中銀の大幅利上げにもかかわらず、米ドル/カナダドルははほぼ変わらずの1.3141カナダドル。
中国人民元は対ドルで2年ぶり安値に沈んだ。オンショア人民元は20年8月以来の安値となる6.9808元まで弱含み、オフショア人民元も6.997元まで下落した。
暗号通貨ビットコインは一時6月19日以来の安値となる1万8540ドルまで下落。終盤は1.6%高の1万9078ドルだった。
ドル/円 NY午後4時 143.70/143.73
始値 144.70
高値 144.98
安値 143.68
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0007/1.0011
始値 0.9896
高値 1.0010
安値 0.9876
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