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概要:ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ抑制に利上げを継続する姿勢を示したことを受け、ドルが対円で上昇した。ドルは過去10営業日のうち9日で上昇している。
[ニューヨーク 8日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ抑制に利上げを継続する姿勢を示したことを受け、ドルが対円で上昇した。ドルは過去10営業日のうち9日で上昇している。
ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ抑制に利上げを継続する姿勢を示したことを受け、ドルが対円で上昇した。ドルは過去10営業日のうち9日で上昇している。
パウエル議長はケイトー研究所で行われた金融政策に関する討論会で、FRBはインフレ抑制に「強くコミットしている」と表明。20─21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で予想される利上げの幅については手がかりを示さなかったものの、利上げ計画を撤回しないとの姿勢を改めて強調。「現時点ではこれまで通りに力強く行動する必要があり、達成されるまで継続しなくてはならない」と述べた。
バノックバーン・グローバル・フォレックス(ニューヨーク)のチーフ・マーケット・ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「パウエル議長はジャクソンホールでの発言などに付け加えるような新たな発言は行わなかった」としながらも、「来週に消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ドルに値固めする可能性がある」と述べた。
他のFRB当局者では、シカゴ連銀のエバンズ総裁が利上げが景気後退につながるとは考えていないとし、FRBが今月0.75%ポイントの追加利上げを決定することは「十分にあり得る」と述べた。
終盤の取引でドルは対円で0.1%高の143.96円。6日の取引で144.99円と、24年ぶりの高値を付けていた。
主要6通貨に対するドル指数は109.63。前日は2002年6月以来の水準に上昇していた。
この日は、欧州中央銀行(ECB)が0.75%の利上げを決定。追加利上げを示唆し、インフレとの戦いを優先させる姿勢を鮮明にした。ただ今回の利上げ後もECBは特にFRBに遅れをとっており、一部アナリストは、7月以降の大幅利上げはそれに追いつくためとの見方を示しており、ラガルド総裁も「まだ旅路の半ばにある」と述べた。
ユーロは0.1%安の0.9994ドル。
英ポンドは対ドルで下落。英国ではこの日、エリザベス女王が96歳で死去した。
円は、主要中銀の中で日銀が唯一ハト派姿勢を維持していることから、このところのドル高の犠牲になっている。
財務省の神田真人財務官は8日、政府・日銀の3者会合後に記者団に対し、市場動向や急速な円安を高い緊張感もって注視することを確認したとし、このような動き継続すればあらゆる措置を取る準備があると述べた。
ただ、バノックバーンのチャンドラー氏は、政府・日銀が市場介入を行う可能性は低いとの見方を示している。
ドル/円 NY終値 144.09/144.12
始値 143.68
高値 144.44
安値 143.33
ユーロ/ドル NY終値 0.9994/0.9998
始値 1.0008
高値 1.0029
安値 0.9932
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