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概要:[ワシントン 22日 ロイター] - 米商務省が22日に発表した第2・四半期の経常収支は、赤字額が前期比11.1%減少し、2511億ドルとなった。モノの輸出が急増した。
米商務省が22日に発表した第2・四半期の経常収支は、赤字額が前期比11.1%減少し、2511億ドルとなった。
[ワシントン 22日 ロイター] - 米商務省が22日に発表した第2・四半期の経常収支は、赤字額が前期比11.1%減少し、2511億ドルとなった。モノの輸出が急増した。
経常収支の赤字額は国内総生産(GDP)の4.0%に相当。第1・四半期の4.6%から低下した。ピークは2005年第4・四半期の6.3%だった。
モノの輸出は520億ドル増の5399億ドル。石油および石油製品を中心とした工業用品・資材の輸出が急増した。
モノの輸入は石油製品を中心に208億ドル増の8504億ドル。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げを背景に国内需要が冷え込む中、企業が在庫の必要性を判断し、輸入の伸びは鈍化している。
投資収益などを示す第1次所得収支の収入は211億ドル増の2991億ドル、支出は162億ドル増の2555億ドルだった。収入の増加は直接投資収益が主導。支出の増加は利息を中心とするその他の投資収益がけん引した。
政府補助金や年金、罰金・違約金、海外就業者の送金を示す第2次所得収支の収入は14億ドル増の436億ドル、支出は40億ドル増の849億ドルとなった。
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