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概要:日銀の雨宮正佳副総裁は26日午後、全国証券大会であいさつし、金融・為替市場の動向や、それが経済・物価に与える影響を「十分注視する必要がある」と語った。日本経済をサポートし、賃金の上昇を伴うかたちで「物価安定の目標」を持続的・安定的に実現できるよう、引き続き金融緩和を実施していく考えを示した。
9月26日 日銀の雨宮正佳副総裁は26日午後、全国証券大会であいさつし、金融・為替市場の動向や、それが経済・物価に与える影響を「十分注視する必要がある」と語った。
[東京 26日 ロイター] - 日銀の雨宮正佳副総裁は26日午後、全国証券大会であいさつし、金融・為替市場の動向や、それが経済・物価に与える影響を「十分注視する必要がある」と語った。日本経済をサポートし、賃金の上昇を伴うかたちで「物価安定の目標」を持続的・安定的に実現できるよう、引き続き金融緩和を実施していく考えを示した。
雨宮副総裁は、国内外の新型コロナウイルス感染症の動向、今後のウクライナ情勢、資源価格や海外の経済・物価動向など日本経済を巡る不確実性は「極めて高い」とも指摘した。
経済情勢については、先週開催した金融政策決定会合で確認された現状認識を改めて説明した。景気は、感染症抑制と経済活動の両立が進むもとで持ち直しており、個人消費も緩やかに増加していると語った。
物価面では、生鮮食品を除く消費者物価(コアCPI)の前年比が2%台後半となっているが、先行きは年末にかけて上昇率を高めた後、押し上げ要因が徐々に減衰しプラス幅を縮小していくとの予想を述べた。
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