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概要:ドルは22日の介入で、24年ぶり高値の145円後半から140円前半まで急落した。しかし、ドルが円以外の通貨に対しても全面的に買われる流れは変わらず、介入で押し下げた5円の半分超をすでに取り戻したことになる。
26日午前の東京外為市場で、ドルが一時144.08円まで上昇。政府・日銀が円買い介入を実施した22日以来の高値をつけた。写真は、ドルと円の紙幣。2022年9月23日に撮影。(2022年 ロイター/Florence Lo)
[東京 26日 ロイター] -
26日午前の東京外為市場で、ドルが一時144.08円まで上昇。政府・日銀が円買い介入を実施した22日以来の高値をつけた。
ドルは22日の介入で、24年ぶり高値の145円後半から140円前半まで急落した。しかし、ドルが円以外の通貨に対しても全面的に買われる流れは変わらず、介入で押し下げた5円の半分超をすでに取り戻したことになる。
日本が休日だった23日、ドル高の原動力である米国債は2年債利回りが4%台に乗せて15年ぶり、10年債も12年ぶり水準へ上昇した。
その流れを引き継ぎ、きょうの外為市場では、ロシア問題を抱えるユーロが0.95ドル前半と再び10年ぶり安値を更新し、新政権の大規模減税が懸念されている英国でも、ポンドが37年ぶり安値をつけた。
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