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概要:午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の144円半ばで推移している。前日海外市場で急上昇した英ポンドが早くも反落し、ドルが全般に底堅い展開となった。
[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の144円半ばで推移している。前日海外市場で急上昇した英ポンドが早くも反落し、ドルが全般に底堅い展開となった。
9月29日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の144円半ばで推移している。
ドルは早朝の安値144円前半から、午後にかけてじりじりと上昇。前日の日中高値には届かなかったものの、一時144.70円まで買われた。
一方で下げが目立ったのはポンドで、前日海外高値1.09ドル前半から1.07ドル後半へ売られた。
ポンドは前日、英中銀が金利急騰に対応するため国債の買い入れを決定したことを受け、1.05ドル台から1.09ドル台へ急反発した。しかし、政府側に政策変更の動きが見られないことに加え、「国債の買い入れは金融緩和政策」(外銀)に当たるため、今回の措置は通貨安を止める効力に乏しいとする指摘もあった。
ユーロも、海外高値0.97ドル半ばから0.96ドル半ばへ反落した。スウェーデンの沿岸警備隊が、ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」で4カ所目のガス漏れを発見していたと地元紙が伝えた。
ドル高の一因として、月末取引がドル買いに傾く可能性を指摘する声もあった。世界市場へ投資する機関投資家やファンド勢は毎月末、株や債券など月中の資産価格の変動に合わせて持ち高を調整する売買を行うが、市場筋の推計によると、今月末は結果的にドルへの資金流入が増える見通しだという。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 144.64/66 0.9662/66 139.78/82
午前9時現在 144.40/42 0.9703/07 140.15/19
NY午後5時 144.16/17 0.9734/37 140.32/36
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