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概要:[ワシントン 6日 ロイター] - 米労働省が6日に発表した10月1日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万9000件増の21万9000件だった。 ロイターがまとめたエコノミ
[ワシントン 6日 ロイター] - 米労働省が6日に発表した10月1日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万9000件増の21万9000件だった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想の20万3000件より多かった。金利上昇を背景に労働需要が鈍化する中でも、労働市場は引き締まった状況が続いている。
前週分は、当初発表から3000件下方改定された。
労働市場はおおむね弾力性があるものの、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを強める中でいくらかの亀裂が入りつつある。
チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国に拠点を置く企業が9月に2万9989人減らし、削減人数は前月比46.4%急増。前年同月比は67.6%増え、特に小売業の増加が目立った。ただ、今年に入ってからのレイオフは2021年1―9月と比較して21%減。雇用主は9月に38万0014人の雇用計画を発表したが、9月としては11年以降で最小だった。
9月末にフロリダ、ノースカロライナ、サウスカロライナ各州に大きな被害をもたらしたハリケーン「イアン」の影響で、今後数週間の申請件数が不安定になる可能性がある。
9月24日までの1週間の継続受給件数は前週比1万5000件増の136万1000件だった。
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