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10月豪消費者信頼感はやや低下、小幅利上げに安堵も見通し暗く
概要：[シドニー １１日 ロイター] - ウエストパック銀行とメルボルン研究所が１１日発表した１０月のオーストラリア消費者信頼感指数は８３．７と前月から０．９％低下した。前年比は２０．０％低下した。消費のム
[シドニー １１日 ロイター] - ウエストパック銀行とメルボルン研究所が１１日発表した１０月のオーストラリア消費者信頼感指数は８３．７と前月から０．９％低下した。前年比は２０．０％低下した。消費のムードはデータで示されるよりもはるかに暗い状態が続いている。
９月の消費者信頼感指数は１０カ月ぶりに上昇していた。
オーストラリア準備銀行（中央銀行）は先週、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを２５ベーシスポイント（ｂｐ）引き上げ、９年ぶり高水準の２．６０％としたが、予想の５０ｂｐより小幅な利上げで、市場はサプライズと受け止めた。
ウエストパック銀行のチーフエコノミスト、ビル・エバンス氏は、豪中銀が予想より小幅な利上げを決めたことで、調査対象者の消費者信頼感指数はかなり改善したと指摘。９月から５％上昇したという。
今後１年間の経済見通しを示す指数は４．２％低下。先月は１２％超上昇していた。今後５年間の見通しについては２．１％低下した。
１年前と比べた家計状況を示す指数は１．１％上昇。今後１年の見通しは０．４％低下した。
主要な家庭用品を購入するのに良い時期かどうかを示す指数は前月比１．６％上昇したが、前年比では２２．６％低下した。
労働市場の大幅改善で年初来堅調な小売売上高とは対照的な結果となった。
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