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ブラックロック、四半期16％減益、市場悪化やドル高で運用資産減
概要：世界最大の資産運用会社ブラックロックが１３日発表した第３・四半期決算は１６％の減益となった。市場の不安定な動きが手数料収入を圧迫し、昨年１０兆ドルに達した運用資産は縮小した。
世界最大の資産運用会社ブラックロックが１３日発表した第３・四半期決算は１６％の減益となった。ニューヨークで２０１８年撮影。（2022年 ロイター/Lucas Jackson）
［１３日 ロイター］ - 世界最大の資産運用会社ブラックロックが１３日発表した第３・四半期決算は１６％の減益となった。市場の不安定な動きが手数料収入を圧迫し、昨年１０兆ドルに達した運用資産は縮小した。
世界的な景気後退、金利の大幅な上昇、ウクライナ危機が今年、債券と株式に打撃を与えている。
投資助言・管理サービス料が柱の収入は前年比１５％減の４３億１０００万ドル。
運用資産は１６％減の７兆９６００億ドル。欧州・アジア市場の投資価値がドル高で目減りした。
投資資金は６５０億ドルの純流入だったが、個人顧客の資金は約５０億ドル流出した。
純利益は１４億ドル（１株当たり９．２５ドル）で、前年同期の１６億８０００万ドル（１株当たり１０．８９ドル）から１６％減少した。
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