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概要:[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省が14日に発表した9月の輸入物価は前月比1.2%下落した。石油製品の価格低下とドル高で押し下げられ、3カ月連続で下げた。世界のサプライチェーン(供給網)が
[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省が14日に発表した9月の輸入物価は前月比1.2%下落した。石油製品の価格低下とドル高で押し下げられ、3カ月連続で下げた。世界のサプライチェーン(供給網)が改善する中で輸入インフレ圧力が弱まっていることが示唆された。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は、関税を除く輸入価格で前月比1.1%下落だった。8月は1.1%下げていた。
9月の前年同月比は6.0%上昇となり、伸び率は2021年2月以来、1年7カ月ぶりの低さだった。8月は7.8%上昇していた。
9月の燃料の輸入価格は前月比7.5%下がった。8月も同じ下落率だった。
9月の石油・石油製品も7.5%下落。一方、食品・飼料・飲料は0.2%上昇した。
燃料、食品を除くコア輸入物価は0.5%下落。8月は0.1%下落していた。9月の前年同月比は3.3%上昇となり、ドル高で伸びが抑制された。
一方、輸出物価は前月比0.8%下落。8月は1.7%下がっていた。
9月は農産物が1.0%下落。大豆や果物、肉、ナッツ類の価格低下が全体を押し下げた。農産物以外は0.9%下落した。
輸出物価の前年同月比は9.5%上がり、上昇率は21年2月以来で最も小さかった。8月は10.7%上げていた。
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