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概要:[14日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーが14日に発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は30%の減益となった。世界的なディールメーキングの減速で投資銀行部門が影響を受けた。 利
[14日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーが14日に発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は30%の減益となった。世界的なディールメーキングの減速で投資銀行部門が影響を受けた。
利益は24億9000万ドル(1株当たり1.47ドル)と、前年同期の35億8000万ドル(同1.98ドル)から減少。純収入は12%減の130億ドルだった。
リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均は、1株当たり利益が1.49ドル、収入が133億ドル。ただ、モルガン・スタンレーが発表した数値と比較可能かは現時点では不明。
投資銀行業務の収入は13億ドルと、50%以上減少。アドバイザリー、株式、債券の各部門で減少した。
世界的なM&A(合併・買収)は3四半期連続で軟調。債務コストの増加を背景に米国では約63%減少した。
一方、ウェルス・マネジメント部門は3%の増収。金利上昇を背景に純利息収入が49%増加した。
有形固定資産利益率は14.6%と、前年同期から5%ポイント低下した。
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