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クレディ・スイスの為替操作疑惑巡る民事陪審裁判、米で審理開始
概要：［１９日 ロイター］ - スイス金融大手クレディ・スイス・グループが２００７─１３年にかけて為替操作を他の大手銀行と共謀した疑惑を巡る民事陪審裁判は１９日、米ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁で審理
［１９日 ロイター］ - スイス金融大手クレディ・スイス・グループが２００７─１３年にかけて為替操作を他の大手銀行と共謀した疑惑を巡る民事陪審裁判は１９日、米ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁で審理が始まった。
クレディ・スイスは、投資家が１３年に起こした集団訴訟で唯一、被告として残っている。他の１５行は２３億１０００万ドルを支払い、和解に応じた。投資家は、クレディ・スイスのトレーダーが為替に関する非公開情報を他行と共有したと主張している。
陪審団は、５行と２人のトレーダーが為替関連の反トラスト法違反を巡る有罪を認め、「カルテル」などと名付けられたチャットルームのやりとりを見たとの証言を聞いた。
投資家側の弁護士は、チャットルームのやりとりは、同行のトレーダーが為替の売り買いの価格に関する情報を「１日おきに」共有したことを示していると指摘した。
クレディ・スイス側の弁護士は、トレーダーは別々のチャットルームで異なる通貨の組み合わせについて話しており、同一の計画にはなり得ないと反論。同行のトレーダーがチャットの内容に基づいて行動した証拠もないと主張した。
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