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概要:午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤(147.64/67円)から上昇し、148.95/97円付近で推移している。ドル買い一服後、時間外取引の米長期金利低下を眺めて、ドルは148円後半でこう着状態となった。朝方に政府・日銀による円買い介入観測で、一時乱高下する場面もあった。
[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤(147.64/67円)から上昇し、148.95/97円付近で推移している。ドル買い一服後、時間外取引の米長期金利低下を眺めて、ドルは148円後半でこう着状態となった。朝方に政府・日銀による円買い介入観測で、一時乱高下する場面もあった。
10月24日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤(147.64/67円)から上昇し、148.95/97円付近で推移している。
ドルは早朝に一時149.70円まで急伸。21日の海外市場で政府・日銀による円買い介入実施でドルが下落したことから、押し目買いが活発化。個人投資家に加えて、「前週にドルを調達できなかった実需の買いオーダーが殺到し、150円に上昇する局面まで続いた」(邦銀)という。
しかし、突然まとまったドル売り/円買いが入り、147円半ばへ急落。激しく売買を交錯させつつ下値の買いを押し切る形で売りが続き、一時145.28円と4円超急落した。市場では政府・日銀が円買い介入を実施したのではないかとの見方が広がった。
神田真人財務官は24日、為替介入の有無には「コメントしない」と従来の方針を繰り返し、「24/7(年中無休)で監視し、適切な対応を取る」としている。
ただ、仲値にかけては「すかさず実需の買いが入った」(同)とみられ、再び149円付近まで上昇。その後は148円後半でもみ合いとなった。
楽天証券のFXディーリング部、荒地潤氏は「市場の介入に対する恐れは感じられない。介入実施でドル/円の短期的な底のレベルを確認したらそこから買っていくという意欲がみられる」とみる。
足元の米金利は4.14%台と前週末に付けた4.33%台から大きく低下し、ドルの上値を抑えた面もあった。
りそな銀行の総合資金部市場トレーディング室、田中春菜氏は「実需による買いは継続する一方で、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)をきっかけに潮目が変わる可能性がでてきたとみられ、投機筋による仕掛け的な買いは少なくなる」とし、「150円に乗せたとしても上昇スピードは緩やかになるのではないか」との見方を示す。
28日の日銀金融政策決定会合を控える中、日銀と主要中銀による金融政策の方向性を意識した円売り圧力がじりじりとかかりやすい。
クレディ・アグリコル銀行の外国為替部長、斎藤裕司氏は「タイミングを見計らって投機筋が仕掛ける可能性があり、変動率が高まれば、政府・日銀による円買い介入が実施される可能性がある」との見方を示した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 148.95/97 0.9842/46 146.62/66
午前9時現在 147.62/64 0.9858/62 145.54/58
NY午後5時 147.64/67 0.9860/64 145.69/73
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