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概要:アジア時間朝方の原油先物は下落。ドルの上昇に加え、米原油在庫が予想以上に増加し、世界的な景気後退で需要が減少するとの懸念が強まっている。
アジア時間朝方の原油先物は下落。ドルの上昇に加え、米原油在庫が予想以上に増加し、世界的な景気後退で需要が減少するとの懸念が強まっている。
[メルボルン 26日 ロイター] - アジア時間朝方の原油先物は下落。ドルの上昇に加え、米原油在庫が予想以上に増加し、世界的な景気後退で需要が減少するとの懸念が強まっている。
0111GMT(日本時間午前10時11分)現在、北海ブレント先物は1.17ドル(1.3%)安の1バレル=92.35ドル。前日は0.26ドル上昇した。
米原油先物は0.88ドル(1%)安の84.44ドル。前日は値上がりしていた。
ANZリサーチのアナリストはリポートで「供給削減のリスクより、世界経済減速と金融引き締めの見通しが意識されている」と指摘した。
市場筋によると、米石油協会(API)がまとめた21日までの週の米原油在庫は約450万バレル増加した。ロイターがまとめた市場予想は約20万バレル増だった。
また軽油、ヒーティングオイル、ジェット燃料など留出油在庫は約60万バレル増。市場予想は110万バレル減だった。
一方、ガソリン在庫は約230万バレル減。減少幅は市場予想の2倍近かった。
米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計は26日に発表となる。
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