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概要:[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した9月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比10.9%減の60万3000戸となった。住宅ローン金利の上昇により住宅市場が軟化していることが示された。市場予想は58万5000戸だった。
米商務省が26日発表した9月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比10.9%減の60万3000戸となった。2019年7月撮影(2022年 ロイター/Mike Blake)
[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した9月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比10.9%減の60万3000戸となった。住宅ローン金利の上昇により住宅市場が軟化していることが示された。市場予想は58万5000戸だった。
8月分も前回発表の68万5000戸から67万7000戸に下方改定された。
9月の販売戸数は、人口密度の高い南部で20.2%減、西部で0.7%減となった一方、中西部で4.3%増、北東部で56.0%増となった。
9月の前年同月比は17.6%減。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年物住宅ローン固定金利は直近の週で6.94%と前の週の6.92%から上昇し、過去20年間で最高となった。
9月の新築住宅価格の中央値は47万0600ドルで前年同月比13.9%上昇。9月末時点の新築住宅の在庫は46万2000戸で、8月の45万7000戸を上回った。在庫のうち建設中が65.2%、未着工が22.7%を占めた。完成した住宅は12.1%で、長期平均の27%を大きく下回った。
9月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は9.2カ月。8月は8.1カ月だった。
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