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概要:フランスの資産運用会社アムンディは28日、第3・四半期に差し引きで129億ユーロ(128億6000万ドル)の資金が流出したと発表した。ウクライナ戦争を受けた市場の混乱や経済見通しへの懸念が打撃となった。
10月28日 フランスの資産運用会社アムンディは28日、第3・四半期に差し引きで129億ユーロ(128億6000万ドル)の資金が流出したと発表した。写真はアムンディのロゴ。2015年10月、パリで撮影(2022年 ロイター/Philippe Wojazer)
[ロンドン 28日 ロイター] - フランスの資産運用会社アムンディは28日、第3・四半期に差し引きで129億ユーロ(128億6000万ドル)の資金が流出したと発表した。ウクライナ戦争を受けた市場の混乱や経済見通しへの懸念が打撃となった。
9月末時点の運用資産は1兆9000億ユーロで6月末から2%減少した。
バレリー・ボーソン最高経営責任者(CEO)はメディア向け電話会議で「マクロ経済の不確実性が続く限り、顧客のリスク回避姿勢は次の四半期も続くと思われる」と述べた。
第3・四半期の調整後純利益は2億8200万ユーロで4.7%増加。経費削減と好調な運用報酬が寄与した。
先月、国債急落で英国の年金基金に流動性危機をもたらした債務主導投資(LDI)商品について、ボーソン氏はアムンディは手掛けていないと説明した。
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