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英ナットウエスト、7─9月期は利益横ばい 貸倒引当金計上
概要：英銀行大手ナットウエストが２８日発表した７─９月期決算は利益が横ばいだった。金利上昇が増益要因となったが、経済見通しの悪化を反映して貸倒引当金を計上した。
１０月２８日 英銀行大手ナットウエストが２８日発表した７─９月期決算は利益が横ばいだった。２０２０年５月、ウィンブルドンで撮影（２０２２年 ロイター／Hannah McKay）
［ロンドン ２８日 ロイター］ - 英銀行大手ナットウエストが２８日発表した７─９月期決算は利益が横ばいだった。金利上昇が増益要因となったが、経済見通しの悪化を反映して貸倒引当金を計上した。
税引き前利益は１１億ポンド（１２億７０００万ドル）で、前年同期と同水準。同行がまとめた市場予想の１２億ポンドをわずかに下回った。
貸倒引当金は２億４７００万ポンドを積み増した。
アリソン・ローズ最高経営責任者（ＣＥＯ）は、現時点で顧客の金融ストレスの兆候は高まっていないが、状況を注視していると表明した。
２０２３年の株主資本利益率（ＲＯＥ）目標は１４─１６％で据え置いた。
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