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概要:[東京 1日 ロイター] - 日本製鉄は1日、2023年3月期の連結純利益(国際会計基準)を従来予想の6000億円から6700億円に上方修正した。市場予想を大きく上回り過去最高益を更新する見通し。コス
[東京 1日 ロイター] - 日本製鉄は1日、2023年3月期の連結純利益(国際会計基準)を従来予想の6000億円から6700億円に上方修正した。市場予想を大きく上回り過去最高益を更新する見通し。コスト削減や価格転嫁が利益を押し上げる。一方、同社では鋼材需要の回復には時間がかかると予想している。
森高弘副社長は、需要減、為替の円安の影響など厳しい事業環境下での上方修正について「(鋼材)ひも付き(価格)を含め縮小していたマージンを2年間かけて立て直し、コスト構造改革など自助努力の効果が大きい」と述べた。国内外のグループ会社の経営体質の強化も要因に挙げた。IBESによるアナリスト10人の連結純利益予想平均値は4825億円だった。
本業のもうけを示す事業利益予想は、前回計画を700億円上回る8700億円とした。
通期の単独粗鋼生産見通しは3400万トン程度と、前回予想の3500万トンから引き下げた。森高副社長は、過去14カ月間低迷してきた鉄鋼需要について、「回復には相当に時間を要する」と述べた。米国のインフレ抑制のための金融引き締めや、これまで鉄鋼業をけん引してきた中国のゼロコロナ政策が需要に大きく影響するとの考えを示した。
22年4―6月期の連結純利益は3723億円。会社計画を上回り、同期としても過去最高を更新した。これに伴い、中間配当を20円増額し1株当たり90円とした。期末配当は未定としている。
(浦中美穂)
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