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概要:[東京 1日 ロイター] - トヨタ自動車は1日、2023年3月期通期の連結業績予想(国際会計基準)について、営業収益(売上高に相当)を従来から1兆5000億円引き上げた。円安効果はあるものの資材高騰
[東京 1日 ロイター] - トヨタ自動車は1日、2023年3月期通期の連結業績予想(国際会計基準)について、営業収益(売上高に相当)を従来から1兆5000億円引き上げた。円安効果はあるものの資材高騰などが圧迫し、営業利益と純利益は従来予想を維持した。半導体不足などにより通期の生産計画は従来から50万台引き上げた。
通期の営業収益(売上高に相当)を前年比14.7%増の36兆円に上方修正した。従来は34兆5000億円を見込んでいた。
通期の営業利益予想は従来通りの19.9%減の2兆4000億円で、市場予想(IBESによるアナリスト26人の予想平均値:3兆0340億円)を下回る。
通期業績予想の前提となる為替レートは1ドル=135円(従来は130円)、1ユーロ=137円(同140円)にそれぞれ見直した。
併せて発表した22年4─9月期決算(国際会計基準)では、営業利益が34.7%減の1兆1414億円だった。
近健太副社長は会見で、4─9月期は減益だったが「リーマンショック以降の長い取り組みの結果」と評価した。ただ、この半年でエネルギー・資材の高騰、労働力、半導体、為替など事業環境は急激に大きく変化しており、自動車産業の将来に「大きな影響を与えかねない変化が、いくつも同時に起きている」と指摘。収益や台数を見通すことも「本当に難しいというのが正直な実感」とも述べ、生産は高水準を維持できているものの「まだ、受注残の解消のめどは立っていない」と述べた。
通期のトヨタ単体(トヨタ車とレクサス車のみ)の世界生産計画は従来の970万台から920万台に引き下げた。中村好男・生産本部副本部長は半導体のほか、中国・上海での都市封鎖、多くの自然災害など「予期せぬ事象が重なったため(車を)つくりたくてもつくれない状況になった」とこれまでを振り返り、通期計画台数に関しては「955万台ぐらいの数字なら、というようなところがあったのだが、まだこの先のリスクも読みきれないところがある中で920万台をなんとか悩みながら絞り出した」と語った。
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